行政書士事務所を開業する上で、無駄なお金を使っている余裕はありません。
たしかに行政書士を含む士業の開業費用は飲食店などに比べて安いと言われていますが、それでも数十万~数百万かかることは事実です。
かける必要のない初期費用は削って、仕事を獲得するための営業費用に回しましょう。
このサイトは日本一ケチな行政書士が、少ない費用でかつ確実に事務所を軌道に乗せることを目標にマニュアル化したものです。
開業当初は不安も多いと思いますので、少しでもその不安が解消されれば幸いです。
応援しています。
行政書士として開業するためには、各県の行政書士会に申請して登録する必要があります。
ここではその登録を行うまでに揃えておくべき費用をまとめます。
まず迷われるのが事務所をどうするかだと思います。
事務所についての記事は「事務所は自宅かレンタルオフィスで十分」をご覧ください。
自宅事務所であれば、家にある家具を流用すればよいです。
応接セットが無い場合は、場所を取るので折り畳みの机と椅子が良いと思います。
また、レンタルオフィスであればこれらはもともと付属していることがほとんどなので気にしなくて良いです。
表札はテプラで十分です。
理由は自宅兼事務所にお客様を呼ぶことは稀でしょうし、レンタルオフィスであればそもそも表札が付けられない場合が多いからです。
結局配達事業者にわかればいいので私は最初はテプラで十分だと思います。
どうしてもテプラが嫌だという場合や、独立オフィスを借りる方は下記のような表札をオススメします。
パソコンは行政書士の業務をする上でかなり大切なポジションです。
ですが新品や過度に高スペックなものを買う必要は全くありません。
パソコンについての記事は「行政書士のパソコンは中古で十分」をご覧ください。
電話は「今使っているスマホを流用すればいい」と言いたいところですが、私は固定電話を用意すべきだと思います。
というより、固定電話の番号を名刺やホームページに表示することが大事だと考えています。
電話についての記事は「行政書士は固定電話を使用すべき理由3つ(仮)」をご覧ください。
昨今はレーザープリンターよりも大容量インクジェットプリンターのプリンターのほうがランニングコストが易い傾向にあります。
また、一度に大量に書類をスキャンできるADF機能は行政書士には必須です。
そうなると、次のような複合機が良いかと思います。
ここからは各県の行政書士会に登録の申請をした後に必要となる費用をまとめています。